北

北穂高岳の山頂部が、橙色の雲に飾られ姿を現す
朝夕の撮影タイムは、雲の色が刻々と変わり、どこを切り取るか悩ましい楽しい時間

EOS40D／EF70-200mm F4L IS USM／161mm(258mm)　 F9・1/40sec／EV-1/3／ISO100
2008／8月上旬／18:48　蝶ヶ岳山頂直下より




雲が多すぎるのも困りものだが、まったく無いと、変化に乏しい寂しい画になってしまう
この2枚は、前者の雲が多すぎで困りもののパターン？
北穂の山頂が特徴ある形なので、辛うじて画になったか

いずれにしろ、雲のない快晴より天候の変わり目で雲がある方が、面白い画が撮れそうだ
台風一過には、凄い夕焼けが出現するらしいし･･･

EOS40D／EF70-200mm F4L IS USM／161mm(258mm)　 F9・1/24sec／EV-1/3／ISO100
2008／8月上旬／18:50　蝶ヶ岳山頂直下より

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ちょっとショック（；；）　（レンズの長い話、興味のない方はスルーして下さい）

初日に蝶ヶ岳ヒュッテで夕食の自炊中、突然雲が切れはじめ、今までガスの中だった槍穂高が姿を現した。食事は後回しで急いでカメラとレンズを用意。慌てていて、少しだけクッション性のある防水バッグに入れたまま、この画像を撮ったレンズ（EF70-200mm F4L IS USM）をコンクリートの土間に落下させてしまった。その瞬間、グシャッと嫌な音。恐る恐るバッグを開けると、ガチャガチャとガラスの音が･･･（~~;;;

確認しようにも、まずレンズキャップが内側にめり込んでしまい外れない。無理矢理外すとガラスの破片が飛び散った（もちろん一粒残らずきれいに片付け持ち帰った）。あ～ぁ、やってもうた～（××）
よーく見ると、プロテクトフィルターだけが割れている。Canonの防滴はフィルターを付けるのが条件のようなので、防滴仕様のレンズはすべてフィルターを付けてある（と言ってもボディーが防水ではないが･･･笑）。前玉はガラスの破片だらけだが、取りあえず大きな傷は見あたらない。

ガラスの破片がフィルター外枠に残っているので、フィルターを回して外そうとした。しかし歪んだらしく回らない。ここからが大変。残ったガラスを枠から取り去っていく。そして前玉掃除。10分ほど格闘し、ようやくガラスをすべて取り去り、フィルターの枠だけ残した形になった。フォーカスやズーム、ISに異常はなく、撮影はそのまま続行した。さらにPLフィルターも重ねて付けられたので、最後まで枠を残したまま撮影した。画像にも問題は無いようでホッとした（＾＾；

帰宅後、枠を外す器具（以前外れなくなり買ってあった）をかまして枠を外そうとしたが、歪んだためかビクともしない。さらに下（マウント側）から覗くと、前玉には引っ掻き傷が数カ所付いていた。レンズを購入した際、気泡・大きなゴミが無いか、下から覗くのだが、このレンズはとても綺麗だったのを覚えている。そして購入直後にフィルターを取り付けたままなので、今回付いた傷に違いない。外したレンズキャップにも多数のガラス片が刺さっていて、再利用はできないひどい状態。恐らく同じような力で前玉にも破片が衝突した際、傷が付いたのでは無いだろうか。

今回撮った画像を精査したが、傷が原因と思われる画像の劣化は認められなかった。絞ったり遠景ばかりでなく、鳥や昆虫を撮るために、開放や最短撮影距離付近でも撮影したので、恐らく普通の撮影では大丈夫だろう。コーティングが剥がれたりしていると、光源を入れて撮るとどうなるか不安が残る。取りあえずこのまま使えそうだが、枠を外してもらいがてら、時間を見つけて幕張のCanonに持ち込もうと思う。センサークリーニングでは取り切れない汚れも、新たに付いてしまったようなので･･･（＾＾；

でも今回は、フィルターがあって幸いだったのか、災いだったのか･･･。むき出しで落としてフィルターだけが割れたのなら、プロテクトの役目を十分果たした言えよう。しかしレンズキャップを付け、スタッフバックの中にあった状態だ。フィルターが無ければ、前玉が割れてしまったのだろうか疑問。案外無傷だったかも･･･。まぁ枠が歪むぐらいの衝撃だったので、それなりのダメージはあったかも知れない。きっとフィルターのおかげで、前玉がプロテクトされたのだ！･･･と思い込まないとやっていられない。すべてが自業自得のなせる業･･･（＾＾;;

後日談：フィルター枠を外す器具を2枚重ねると、簡単に残った枠は外れました。画像や動作に異常はなさそうなので、新たにプロテクト･フィルターを購入し、そのまま使っています。今のところ問題なさそうです。ホッ･･･＾＾


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タグ：夕景 穂高岳